一宮平成ホタルの会

ヘイケホタルとは

ヘイケホタルの生態

ホタルは世界中に約2000種、日本では約40種余りいると言われています。

そのほとんどが一生陸上で過ごし、主に陸生の巻貝を食べます。幼虫の時代を水の中で過ごす水生のホタルは、世界で10種にも満たないといわれています。その内の4種類が日本に生息し、その代表的なホタルが「ゲンジボタル」と「ヘイケボタル」です。

水生のホタルが生息できることからも、我が国が清流に恵まれていることがわかります。ゲンジボタルの幼虫は、きれいな水の流れる川(里山の小川や山間部の渓流)で、カワニナを食べて育ちますが、ヘイケボタルの幼虫は、流れのない水田や池(里の小川や水田)で、モノアラガイやタニシなどを食べて大きくなります。

一宮平成ホタルの会では、昭和30年頃までこの濃尾平野に生息していた「ヘイケボタル」の飼育をおこなっています。

ヘイケホタルを知ろう