一宮平成ホタルの会

一宮平成ホタルの会

一宮市は、木曽川流域の平坦地に形成された都市で、山林などの一団の樹林地がありません。 しかし、北部を流れる木曽川沿いは、豊かな自然環境が残る区域で、水辺に近いことから、野鳥の休息や繁殖に適した場所になっています。この木曽川に面した大野極楽寺公園野鳥園の一角にボランティアグループ「一宮平成ホタルの会」の飼育小屋があります。

ホタル再生ボランティアのきっかけは、広報いちのみやで「ホタルが舞う姿をもう一度、...」という市長の呼びかけに応えられた市民の皆さんによって始まりました。ホタルの飼育方法がさっぱりわからない中で、既に人工飼育を行なっておられた先生に指導をしていただけることになり、平成12年の1月に会が発足しました。

ホタルの種類は、もともとこの濃尾平野に生息していたことや、エサが本市の用水などで手に入れやすいタニシでも育つということで、ヘイケボタルを飼育することになりました。

「この地方にも、昔はホタルがいくらでもおった。蚊帳のなかに入れて飛ばしたもんだ」と言いながら草刈り作業を行なっている年配の会員、子や孫たちにホタルを見せたいというおばあちゃんやおかあさんの会員などの皆さんが生き生きと活動されています。

将来は、ホタルだけではなく、野鳥や虫などさまざまな生物がすめる豊かな環境になるよう地道に取り組んでいきたいと思います。

名称一宮平成ホタルの会
設立年月日2000年1月22日
会員数97名(内 親子班19名)[2017年4月1日現在]
代表者会長 伊藤 勝英
事務局愛知県一宮市本町2丁目5番6号 一宮市まちづくり部公園緑地課内
電話0586-28-8636
FAX0586-73-9218
E-mailinfo@hotaru138.com

活動場所

当会の活動は、主に大野極楽寺公園野鳥園内飼育小屋と池、小川にて行っております。

公共機関をご利用の場合は、名鉄バス川島行き(名鉄一宮駅バスターミナル3番乗り場発)「大野」下車徒歩1分です。

大野極楽寺公園の地図(別ウインドウで開きます)

地図