一宮平成ホタルの会

平成21年 会報第11号

まもなく「一宮平成ホタルの会」も発足10周年

一宮平成ホタルの会 会長 日置 須務

 会の発足前は、ホタルは、自然に生息し、初夏の風物詩だと思っておりました。
 実際に我々の手で飼育できることを知り、それが実現できたのは、人との出会いです。
 創刊号でも掲載しましたが
畢意出会是人生(ヒッキョウ デアイ コレ ジンセイ)」
の言葉を今日になっても思います。"人生"や"会"も同様、人との出会いから生まれます。
 「一宮平成ホタルの会」が今日あるのも顧問の前橋先生との出会いでからです。そして会員皆様との出会いがあり、その素晴らしい出会いを育んできました。「継続は力なり」この気持ちでホタルの飼育を続けて来ることができました。
 そのプロセスで地域の皆様や会員の皆様の支えが有ったればこそと感謝しております。
 飼育を始めて、3年経れば自然とホタルが飛び交う情景が見られると思って居ました。しかし、如何に甘い考えであったか思い知らされることが度々です。自然の複雑さと言おうか、毎年変わる気候の変化でホタルの出具合が左右されます。
 自然とは、謙虚に対峙することが大切であることを思い知らされる毎日です。
 初心に返って、会員皆と力を合わせ、最終目的に向かって頑張って行きます。

ここでいつもの一句

今年の観賞会を終えて

一宮平成ホタルの会 顧問 前橋 利典

 今年も一宮市民を中心に多くの人たちが観賞会への参加がありました。平成ホタルの会の会員や事務局の方々がそれぞれの係担当を一致団結して役目を果たされ、観賞会に訪れた人たちも満足した表情をされていたように思います。
 今年、放流した幼虫は、約3万5千匹でした。ここ数年、地球温暖化による異常気象が起きています。昨年は、8月から9月にかけて、ゲリラ豪雨に3回襲われました。急激な気温上昇により、水温も上昇し、飼育水槽に氷を入れることもしました。また、里親制度も位置づけられ、その総数もホタル小屋の匹数にもひけを取らないようになってきたように思います。
 それぞれの願いを込めて放流した幼虫が飛翔する様子に感慨も深かったと思います。
 また、138タワーでの観賞会も定着し、その方法も年々工夫を重ねられ、訪れる方たちにも好評を得られています。今後も欠かすことのできない観賞会であると思います。
 観賞会に参加した人たち、人それぞれの感覚や考えを大事に、そして、より深められるような活動を継続することの必要性を感じます。
 昔、観たホタルをもう一度見たいが、高齢や思うように体が動かないため観ることができない方もお見えになります。一部ではありましたが特別に配慮し、観賞できる機会を設定することができました。人への気配りとホタルへの気配りは同様でもあるといえます。
 今年は、川も長い距離にわたって、飛翔が観られたのは特に感動的でした。成虫の光は小さくても遠くまで届き、空気が乾燥しているときは赤みを帯び、湿気が高いときは青みを帯びているように、光方が少し違うように感じたのは私だけでしょうか?
 観賞会に訪れた方から、会員の皆さんのホタルの説明を聞き、飛翔を見て「わあー」「すごい」「天才」・・・という言葉をたくさん聞きました。そして、会員の方からは、この言葉に勇気づけられ、「1年間活動してきてよかった」と思われるような言葉を聞かれました。
 私たち「一宮平成ホタルの会」の趣旨が多くの地域にも理解が深められ、年々交流活動も広まってきました。それぞれの地域で工夫を凝らした観賞会が開催されたようです。
 私たちの趣旨が広まり、仲間が増えることは喜ばしいことです。互いに連携を保ち、情報を交換し、今後の活動に生かしていきたいと思います。


いちい信用金庫 水野さん提供

--目次--

まもなく「一宮平成ホタルの会」も発足10周年
会長 日置 須務
今年の観賞会を終えて
顧問 前橋 利典
飼育活動
「大江川」とほたる
丸井 邦春(日曜班)
思わず口ずさんだ「蛍こい」
手嶋 雅春(月曜班)
火曜班の仲間
森島 昌子(火曜班)
思うこと
真下 浩介(木曜班)
人間の身勝手
森永 重代記(偶数土曜班)
アメリカザリガニの脅威その1
福間 鉄治(奇数土曜班)
アメリカザリガニの脅威その2
山田 芳久(親子班)
広がるホタルの輪
もくパラ
長谷川 忠治(木曜班)
真剣勝負
影井 厚(よもぎ野)
青木川
佐藤 靖郎(青木川ホタル育て隊)
ホタル飼育3年目
水野 國昭(いちい信用金庫)
難しいホタルの飼育愛と命を大切に
川井 純一(木曽川東小学校校長)
ホタルの飼育環境についての考察
苅谷 貴英(一宮平成ホタルの会日曜班)
親子班
お姉ちゃんたちといっしょ
星野 あやな(小学校3年生)
TBS系列にて全国デビュー
山田 芳久(親子班班長)
雑感
山菜取り
太田 五十雄、絢子(水曜班)
イベント
グランドワーク&十周年
山本 千夏(グランドワーク東海 理事)
後期活動お知らせ
編集後記
用字法
佐藤 靖郎

ヘイケボタルの卵
提供者:長谷川 忠治

かわいいかわいいホタルの幼虫
ヘイケボタルの幼虫

「大江川」(宮田用水)と「ほたる」たち

日曜班 丸井 邦春

 浅井町大野の大江川沿いに住むようになったのが1966年(昭和41年)6月で、そんな頃「ほたる」たちが飛んでいるのを見ることができました。
 しかし、3年後に国営事業で「大江川」は農業用水路(暗渠)と排水路に分けられる工事により、大江川沿いで自然に飛ぶ「ほたる」たちを見かけることがなくなった。
 だから、私の記憶に「大江川」の清流と自然に飛んでいた「ほたる」たちの姿が消えたのが一緒である。
 その「大江川」の歴史は古く約1000年前の平安時代中期までさかのぼります。
 長保3年(1001年)当時の尾張国国司であった大江匡衡(まさひら)によって木曽川の支流であった河川を改修したのが始まりとされ「大江川」の名前の由来といわれています。
 その後、今から400年前の慶長13年(1608年)徳川家康の命令で、木曽川に築かれた「御圍堤(おかこいつつみ)」により木曽川の支派川が締め切られたため、当時の大野村(現浅井町大野)に杁(いり)(水門)を設け木曽川の豊かな水を「大江川」に導水したのが、宮田用水路としての始まりとされています。
 では、あの優雅にとびかう「ほたる」たちは、いつ頃からいたのだろう。
 中国では紀元前300年頃に記載された文献があるそうですが、日本で始めて文献に登場したのは奈良時代の「日本書記」(720年頃)の中に「彼地多有蛍火之光神や蛍火」と記載されています。
 平安時代になると「万葉集」や「源氏物語」でも「ほたる」が登場しています。
 また「ほたる」が水辺に住んで光るものと記載された文献もあり、この時代には「ほたる」が存在していたと思われます。
 「枕草紙」には夏の風物詩として「夏は夜、月のころはさらりなり、蛍の多くとびちがいひたる」と記されております。
 江戸時代になると、浮世絵に「ほたる」の飛ぶ情景や、庶民が「ほたる」にふれる風景が描かれています。
 また、江戸時代のわらべ唄で「ほうほう"ほたる"こい、あっちのみずはにがいぞ、こっちのみずはあまいぞ」と今でも唄われていす。本当に「ほたる」たちって、あまいみずが好きかな??
 一宮市民憲章の前文に「私たちのまち一宮市は、木曽の清流と豊かな濃尾平野にはぐくまれ、、、、」と定められているように、先人の苦労により豊かな木曽川の水を送り続ける「大江川」そして、その豊かな水に育てられた「ほたる」たちを思うと、何かロマンを感じずにいられません。


大江川クリーン作戦 撮影:2008.11.8

思わず口ずさんだ「蛍こい」・・・・初めてのホタル観賞会・・・

月曜班 一年生 手嶋 雅春

 昨年末、40数年間の仕事、仕事の会社人間を卒業。
 家庭内での粗大ゴミ扱い予防(?)と地域・地元に少しでも役立つことが出来ないかとボランティア活動を考えていたところ、一宮広報で「ホタルの会」会員募集紹介が目に留まり、今年4月入会しました。
 「ホタルの会」主催イベントのスタッフとして初参加となった、6月初旬開催「ホタル観賞の夕べ」では、目の前で乱舞するホタル」にスタッフの仕事そっちのけで、
♬ ほ、ほ、ホタルこい。あっちの水は辛いぞ。こっちの水は甘いぞ。ほ、ほ、ホタルこい ♬
と思わず童謡歌「蛍こい」を口ずさむほど、50数年前の子供時代の思い出が蘇えり、懐かしさに包まれ大きな感動を久し振りに覚えました。
 今年満10歳を迎えた「一宮平成ホタルの会」会員の皆様方のこれまでの地道な活動があったからこその成果と大いに感心するとともに、感謝の気持ちで一杯となりました。
 田舎暮らしの子供時代は、毎年ホタルが飛び交う風景をごく自然な初夏の出来事と思っておりましたが、いつに間にか忘れたようにホタルが観られなくなり、少しづつ少しづつ環境が悪化してホタル達の居場所を無くしていったのでしょう。身近な環境問題について考えさせる大変良い機会となりました。
 今年もすでに、初夏に乱舞したホタルが残した子孫(卵)は、老眼鏡の力を借りてホタル小屋内の水槽を覗くと、沢山の幼虫が孵っています。こういった営みがごく自然に行われるよう「ホタルの会」の活動を通じて、地域・地元の身近な良い環境づくりに、少しでも役立つよう取り組んでいきたいと思っております。
 諸先輩方のご指導をいただきながら、会員の皆様との親睦を図り、「ホタルの会」の益々の発展に微力ながら努めてまいります。
- 2009年8月18日記 -


幼虫の分別作業 撮影:2009.9.27

火曜班の仲間

火曜班 森島 昌子

 1年間丹精込めて育てられた水辺を舞うホタル、ホタル小屋の幻想的なホタルの乱舞に魅せられてこの会に入会しました。
 きっかけは、一宮平成ホタルの会の会員に紹介された観賞会でした。
 私を、仲間の一員に加えてくれた、ホタルへの情熱はだれにも負けない、そしてすばらしい火曜班の仲間を紹介します。
 吉村さんご夫妻
 我が班のBOSS。まさに適任。
 奥さんは、とてもチャーミングな笑顔の素敵な人。
 浅野さん
 通称、格さん。黄門様は何処に・・・・・。
 松原さん
 とにかく器用。紙紐細工にソフトボールに一宮市のガイドと活躍中。
 *その他、豊島図書館のボランティア、貯筋体操、ラジオ体操、一宮歩こう会、
  防犯パトロール、そしてソフトボールの審判/記録等の資格マニア。
  いい年をして、次に、また何かを狙っているらしい。
 坂下さん
 気配りができ、良く動く人。ソフトボールは、シニア部の現役選手。
 特に、二次会場(喫茶店でのミーティング)でのウエーターが抜群。
 若山さん
 山登りが三度の飯より好きなアネさん。
 *畑の趣味もあり、つくしを作っているらしい。
 小林さん
 私の友。??歳にしてスポーツ万能。
 私(森島)
    67歳。A型。大食家。
 この仲間たちとの出会いに感謝し、今日もホタル小屋へと出かける私です。

思うこと

木曜班 真下 浩介

 入会して8年になる。ちょうど定年になった頃、誘われて入った。まあやってみるか、くらいの安易な動機であったが、8年続いた。決してはまった訳ではないし、まじめな会員でもない。
 子どもの頃には、身近にいくらでもあった自然や小さな生き物たち。それがいまや日常ではあまり見らでなくなった。週に一度わずかな時間ながら、あの緑豊かな中でそれらに触れて過ごしている間はホッとする。マイナスイオンかオゾンなのかは知らないが、空気も少し濃くておいしい。
 それにも増して、仲間の皆さんとのお付き合いは実に楽しい。ホタルの世話より長いコーヒータイム、花見や秋のバス旅行、などなど。本末転倒といわれそうだが、こちらの方にも意義がある。
 少しだけ真面目なことを言えば、市民観賞会で、ワーきれい、とか、スゴーイ、とか、子供たちも親御さんたちも一緒になって歓声を上げてくれたときが一番うれしい。やっていて良かったとおもう時である。もっともっと多くの人たちに見てもらえるようになるとよいと思う。
 こんなことで、ホタルの会は結構楽しませてもらっている。また、生活の一部にもなっている。そして今では、認知症になるまでは続けてもいいかな、と思っている。


撮影:2009.6.5

ザリガニを話題にした寄稿が3編ありました。全編掲載します。人間の勝手がなせる問題であり、ザリガニの責任ではありませんが、退治はしなければなりません。絶滅は無理かも知れませんが、減らす知恵を出し、工夫をしましょう。

人間の身勝手

偶数土曜班 森永 重代記

 アメリカざりがにとジャンボ田螺は、両者とも人間の勝手な思いから日本に持ち込まれ、今は嫌われ者として処遇されている。
 蛍の幼虫を放流する池では、ざりがには蛍の幼虫を食べる天敵,ジャンボ田螺は、水田の稲を食い荒らす害虫で蛍の害にはならいが、繁殖期に葦の茎や池の杭、コンクリート側壁に「めんたいこ」を貼り付けたような濃いピンク色の卵を産み付けて不快感を与える美観を損ねる汚し屋で、両者ともその大方は、蛍の幼虫の餌となる田螺と一緒に紛れ込んだ招かざる客である。
 蛍の飼育の当番日は、幼虫の世話の外に、ざりがにとジャンボ田螺の駆除作業がある。捕まえたざりがにを殺すのは、自分達の不注意から生じた身勝手な残酷な行為であり、いっそう疎ましく思われる。元々、野外でのびのびと生きていたのが、不運にもこの池に入れられて育ったばっかりに眼の敵(かたき)にされ、生を全うする事も強者の餌食(えじき)となって転生(てんしょう)する事もなく、無残に殺され再び土に返され哀れである。
 池のざりがにの不運を思いながら自分の71年の生を振り返れば、この日本に今を生きていることは最高の幸運である。国によっては絶えず戦争に明け暮れているところがあり、同じ日本でも、10年早く生まれていれば戦争の憂き目に遭っていたことだろう、また、10年遅ければバブル経済の崩壊で健闘している職場の後輩と同様に苦汁を味わっていることであろう。71年間も生きて来れた僥倖(ぎょうこう)をただ感謝するのみで与えられた余生を敬虔(けいけん)に送りたいと思っている。


アメリカざりがにとジャンボ田螺

アメリカザリガニの脅威(その1)

奇数土曜班 福間 鉄治

 一宮平成ホタルの会に入会して6年目になる。
 ザリガニ捕りは私の作業だ。ペットボトルで作った捕獲器やカニカゴ、捕獲用に沈め竹筒を次からつぎと上げていく。
 赤い大きなザリガニが入っていると、嬉しいものだ。カニカゴの捕獲器には、5~10匹入っていることも珍しくない。餌となるスルメを入れて、また、仕掛ける。
 ホタル小屋の作業日誌を見ると、毎日 50~100匹、いやそれ以上の捕獲数が書いてある日もある。
 先日、腹肢に卵を付着させた赤い大きなヤツを捕獲した。それをSさんが卵の数を調べると言って持ち帰った。後日、その数を聞いてみると、360個あったそうだ。
 一匹が一回 300~400個の卵を産み、卵から一年で成熟して、また卵を産む。いくら捕獲器に高いスルメを入れて捕獲しても追いつかないはずだ。絶滅には程遠い。
 図書館でザリガニの天敵を調べた。
 それには、ウシガエル、亀、シラサギが書いてあった。シラサギは別にして「ウシガエル、亀は共に雑食性で口に入るものは何でも食す」と、書いてあった。
 ホタルの幼虫はもちろんトンボのヤゴ、メダカや水草等、何でも食い荒らされたのではたまらない。やはり人の手で捕獲しなければならないのか。
 先日、第一の池の水を抜いてザリガニ捕りを行った。水は抜けても水路の溝には水は残っている。その溝を熊手を使って大きなザリガニを引き上げたり、タモを使って泥水ごとすくい上げ、小さなヤツまで捕獲した。
 一時間位でバケツ3杯(2,000匹位)捕れた。泥の中にまだまだ潜り込んでおり、この際、徹底的に捕りたいものだ。
 水を抜いたあとの水際を見ると、無数の穴があいている。これがヤツラの巣だと知らされた。アメリカザリガニの繁殖力といい、生命力といい、脅威を感じた次第です。


撮影:2008.3.30

アメリカザリガニの脅威(その2)

親子班班長 山田 芳久

 その日もいつもと同じように捕獲のしかけを確認していた。竹筒からザリガニを取り出し、バケツに捕獲した瞬間。何かが弾けた。ウジ虫のように見えた。100匹、いや300匹はいるだろうか。3~5ミリしかないが、はさみを持った姿はザリガニそのものだ。メスザリガニが抱卵し孵化した稚ザリガニを、落とされたショックで離してしまい散乱したのである。
 もともと戦前に、食用として移入されたウシガエルの餌として、アメリカから20匹が輸入されたという。その後逃亡し、人の手を介して日本全国に広がったそうだ。幼少のころには誰でもザリガニ釣りをした経験があり、懐かしいなじみの深い生き物でもある。
 しかし、このアメリカザリガニの恐ろしい侵略的な性質をどれほどのひとが知っているだろうか。
 ホタルの幼虫や本来生息すべき固有の生物を食べつくして大繁殖するのである。ホタルの生育環境を整えようと始めた活動が契機となり、ザリガニが大量発生してしまった。なんとも皮肉だ。アメリカザリガニは、本来、アメリカで生息していた生物。人間の都合で勝手に持ち込まれ、本能で必死に生きようとしている生物に罪はない。人間が人間の責任で対処すべき問題である。
 われわれ人類はわずか100年足らずの間で、目覚ましい進歩を遂げてきた。今問題となっている新型インフルエンザにしても、人の移動が船舶の時代であれば、パンデミックは起きなかったのではないかという人がいる。タラレバでものをいうことはたやすいが、起きてしまった人類の歴史をひっくり返すことはできない。便利な社会になった反面、失ったものが多くあるような気がする。
 生態系の保全や地球温暖化問題。これからなにができるのか。親子班の活動を通じて子供と一緒に考えていければと思う。アメリカザリガニは警鐘を鳴らしているに違いない。


絵:小学5年生 山田 朋広 くん

広がるホタルの輪

「もくもくパラダイス」で自生のホタルが飛翔

木曜班 長谷川 忠治(もくパラ倶楽部会員)

 「もくもくパラダイス」は、138タワーパークにあり、「フワフワドーム」のホタル小屋方面へ約100mのところで、身近に自然とふれあうことのできる場所です。
 この「もくもくパラダイス」の会員組織が「もくパラ倶楽部」で、子供たちに人気のある「かぶと虫」の"ビートルート138"も、その活動の一環です。
☆昨年<幼虫の放流から成虫の誕生>
 「もくパラ倶楽部」から、ホタルの生態を勉強するためホタルの幼虫の譲渡依頼が「一宮平成ホタルの会」にあり、500匹の幼虫を譲渡しました。
 「ひょうたん池」が幼虫放流に適していると考え、前橋先生から指導をいただき、(1)幼虫上陸部の水際には水苔 (2)水際から3m位まで敷き藁 (3)定期的に散水 (4)タニシの放流 を実施しました。
 3月23日会員の子供達の手で幼虫の放流を行い、ホタルの飛翔調査を5月24日から実施し、ひょうたん池付近で5匹、大池付近で8匹のホタルの舞を見ました。
 最高は6月21日に23匹の飛翔を確認しました。しかし、「ひょうたん池」に比べ、約50m離れている「大池」の方が成虫の数が多く、ホタルは、「大池」が好きのようです。
☆今年<あっ、飛んでる! 自生のホタル>
 今年は、自生のホタルに期待し、餌のタニシを数回放流しただけで、5月末の飛翔を待った。5月23日の夜、観察に出かけました。あっ、飛んでる。あっちでも。あの草むらにも。水面をかすめながらホタルが飛んでいる。自生したホタルです。7月上旬まで観察した結果は、次の通りです。

調査日 5月23日 5月30日 6月6日 6月12日 6月27日 6月28日 7月4日
飛翔数 15匹 23匹 38匹 54匹 62匹 46匹 21匹

 来年も自生したホタルが飛翔することを期待し、あまり手を入れず、餌のタニシの放流の実施と幼虫が上陸場と思われる場所の草刈程度の作業に止めようと考えています。


幼虫の放流(撮影:2008.3.23)

真剣勝負

よもぎ野 景井 厚

 早いもので一宮平成ホタルの会に入会させて頂き、今年で5年目を迎えることができました。ホタルを通して多くの方と出会え、そして多くのことを学び取ることもでき、充実した日々をすごせたと思います。この場をお借りしまして心よりお礼申し上げます。
 ここよもぎ野は住宅地の街中でありながら、小さくても多くの生き物が共存しています。水辺ではメダカが泳ぎ、ヤゴがガマ穂に登りトンボとしての羽化を向かえ、木々ではセミの声が響き、チョウチョが花から花へ舞い、小鳥たちがさえずり、夜にはホタルが飛び交い、又、カエルの合唱も始まります。心地よい風のささやきや水音が小さな里山を活きあるものとし、心豊かな時が流れています。
 そのよもぎ野で、同時期にホタルの飼育が始まり、毎日が楽しみな時間となりました。ホタルを育て上げ、その光を見ることで、安堵感が脳裏をかすめ癒しへと導いてくれるようです。そして又、来年への意欲が増し、来年は何匹のホタルを飛ばせる事ができるか、それには何匹の成虫を確保し卵を産ませるかにかかっています。真剣に取り組むことで、物言わぬ相手の気持ちが少しは理解できるようになりました。野球の言葉を借りるなら、好球一打の心境なのです。
 このような気持ちを抱いてホタルが棲める小さな里山、よもぎ野を育て上げています。私達は常に、自然と向き合い、自然環境の中にいることを理解し、共存していかなければなりません。

よもぎ野の生き物たち


ガマ穂にとまったシオカラトンボ

風に揺られ羽を休めるアゲハチョウ

友を待つヤマガラ

ケヤキにとまり賑やかしく鳴くクマゼミ

ツワブキの葉の上で雨を待つアマガエル

青木川のホタルも「6世」

青木川ホタル育て隊 飼育担当 佐藤 靖郎

 今年も、青木川河畔で近隣の皆さんに、ホタルを楽しく観賞していただくことができました。この6世のホタルも、次の世代へ命を引き継ぎ、来年の夏に向けて育っています。
 今年も、読めない気象に振り回されました。気象台や予報士も大変だったと思います。
   ◇3月終わり頃の低温で、桜の開花が遅れ気味。4月初めから暖かくなり、例年より1週間の遅れで満開になりました。
   ◇その後は、4月の終わり頃涼しく、5月の連休前半は、初夏模様。後半は、雨。
   ◇梅雨も、雨が降っていないのに梅雨入りが発表され、梅雨が明けたのが立秋の直前でした。
 長期的には解りませんが、この気候の中でアレコレ心配しましたが、幼虫や成虫は、昨年、一昨年と比べても心配するほど大きな影響はなかったようです。しかし、成虫の終了が異常に遅かったことが何かしら、少し気になります。ただし、これは、観察眼の誤差の可能性も大いにありますが。
 彼らの、自然への順応性に感心します。しかし、これに甘え、限界を超えた時の怖さを思います。

ホタル飼育3年目

いちい信用金庫 水野 國昭

 今年で3年目を迎え新本店移転に伴い、ホタル飼育用の井戸を掘り、野鳥園の上陸セットを小規模にした上陸セットを作りました。
 幼虫は約8,000匹確保でき、3月9日上陸セット内に1,800匹放流し、4月6日「ホタルの庭」に5,200匹放流しました。
 4月23日に幼虫1,000匹を丹陽幼稚園園児に放流してもらいました。
 最初の成虫確認は5月10日で、ホタル観賞会は5月28日~6月12日までの11日間で798組、2,691名の参加者がありました。

<イベントに参加>
リバーサイドフェスティバル
(5月ゴールデンウィーク)


竹炭用の竹の切り出し
リバーサイドフェスタで販売します。
撮影:2009. 4.18

リバーサイドフェスタに出店
ここで竹炭を販売します。
撮影:2009. 5. 3

ツインタワー138ホタル観賞会(6月ホタル飛翔時期)


タワー138の観賞会準備
観賞用暗室を組み立てをしています。

撮影:2009. 6. 4

ツインアーチ138ホタルの里
「地上100mでホタルを見る夕べ」です。
(開催日数 10日で1,657名来場)
撮影:2009. 7. 4

 飼育に失敗した寄稿が2編ありました。ホタルの住める環境は、水/陸/空が必要です。それに適切な水質、温度、エサ、光が大切です。何が原因だったか、どうすれば良いか、皆で答えを見つけましょう。

難しいホタルの飼育愛と命を大切に

木曽川東小学校 校長 川井 純一

木曽川東小学校では、地域の一豊顕彰会ホタル部会の皆様のご指導のもと、五年前から総合的な学習(環境)でヘイケボタルの飼育観察をしています。
今年も子供達は、ホタルの幼虫の成長を楽しみにしていましたが、残念ながら日毎に数が減っていき、幼虫の死がいを見ることになりました。
なぜこのようになったのか原因もわかりません。六月にふ化した幼虫の数は六百匹でしたが、放流する3月には50匹と激減しました。
これでは、毎年子供達が引き継いできたホタルの飼育観察ができなくなります。この非常事態を乗り切るため、一宮平成ホタルの会会長の日置さんにご相談したところ、快く60匹を譲っていただきました。
お陰で飼育箱への放流ができ、さなぎ化、羽化、交尾、産卵、ふ化と新たな生命が誕生し、つなげることができました。
引き続きホタル学習を通して子供達が自然と人に優しく、愛と命を大切にする心を育てるよう取り組みます。

ホタルの飼育環境についての考察

一宮平成ホタルの会 日曜班 苅谷 貴英

 昨年のことです。地元の川島中学校へホタルの飼育経験のある理科の先生が赴任されてきました。前任校では、理科室の水槽でホタルを育て、校庭のビオトープでホタル飛ばしていたそうです。
 この中学校では、過去に2年生が中心となり環境教育に取り組みホタルを育て、町中を流れる川に放流したという話を聞いたことがありました。
 校長先生よりホタル飼育再開の許可が得られ、私に相談があり、お手伝いいたしました。
 結末は、大変残念なことになりましたが、その顛末を報告いたします。

 先生との話し合いの結果、放流は数年先とし、先ずはホタルの個体数を増やすことにし、飼育は理科室の一角で行うこととしました。
 ガラスの水槽を2個用意し、一宮平成ホタルの会からお借りした、ヘイケボタルの幼虫約200匹とタニシ約20匹をそれぞれの水槽に入れ、飼育を始めました。みんな水槽の中で、順調に育っていきました。
 5月中旬、上陸の時期を迎えたので、上陸しやすいように幼虫を小さな水槽に移し、その周りをミズゴケで囲い繭になれるような場所をつくりました。...が、一向にその気配がありません。なぜ?だろうと思いながらも、水槽をのぞく日が続きました。(この頃の水温は23度でした。)
 数日後、残念なことがおきました。それは幼虫が水槽の中で死んでいたのです。水槽の周りのミズコケの中をさぐってみましたが繭は見られませんでした。緊急対策として、上陸しやすいように水槽にスロープを設けました。
 このような状況の中、6月になると水槽の中からタニシやカワニナが出て行ってしまうようになりました。水中の酸素量が足らないのか?水が汚れているのか?原因不明です。とりあえず水を換え、ブロアの数を1個から2個に増やして様子をみることにしました。お陰で、タニシやカワニナが水槽から出ることは無くなりましたが、今度はヒルが発生しました。ヒルは、カワニナや幼虫を食べているようです。
 ヒルを除去しながら飼育を続けましたが6月の下旬、幼虫は上陸することも無く、水槽の中から居なくなってしまいました。
 今回は、成虫の光を見ることなく残念なことになってしまいましたが、問題点はどこにあったのか考察してみました。
 一番の問題点は、上陸期の幼虫が上陸できなったこと。幼虫は、順調に育ったと想像されますので、上陸期に際して何らかの原因があったものと思われます。今回は、水槽の壁面を登れなかったことが原因と思われます。後で水槽から出やすいようにスロープを設けましたが効果はありませんでした。今回の飼育にはプラスチック製の容器、スロープを使いましたので、それが上陸出来なかった原因の一つかもしれません。
 もうひとつの問題点は水槽の水質の悪化が予想されます。死んだ幼虫が水槽の中で腐敗し、水質の悪化を招き幼虫を弱らせたものと思われます。
 ホタルの飼育に当たっては、水の循環など自然に近い環境が必要なこと、状況の変化に的確に対応しないといけないことがよく判りました。水は常にきれいな状態を保つ。上陸期には、上陸し易い環境を整える。以上の2点が大切である事が判りました。
 人が自然に介入しその環境を人工的に維持することの難しさを体験する機会となりました。


ホタル小屋の南側に咲いた彼岸花[曼珠沙華]
(毎年同じ場所に咲きます)
撮影:2009. 9.27(日)

親子班

「お姉ちゃんたちといっしょ」

小学校3年生 星野 あやな ちゃんからの寄稿


水鉄砲を作り、遊びました。
 撮影:2009. 8.23(日)

TBS系列にて全国デビュー

親子班 班長 山田 芳久

 4月29日にCBC製作の情報番組「ひるねた!おとなの教科書」の取材を受けました。
(毎週月曜から金曜日の11時55分から12時までの全国ネットの番組)
 今回は、ホタルの不思議ということで、ホタルが光るメカニズムの実験を行いました。試験管の中で、「ルシフェリン」と「ルシフェラーゼ」を混ぜ合わせると、蛍光色に発行するというものです。
 当日は、急な呼びかけにもかかわらず、親子班の会員の子供たちが参加してくれました。
 いざ実験。背景の加減か今ひとつ反応がわかりません。気を取り直し2回目。今回ははっきりと蛍光色に発光することが見て取れました。ところが、今度は子供たちの反応が今ひとつでした。「NG?」そう思った瞬間、同席していた日置会長が「わぁーすごい」の一言。なんとか無事に撮影を終えることができました。
 5月20日の放送では、会長さんとナレーションのおかげですばらしい番組になっていました。


撮影:2009. 4.29

自然と共に

夫婦で山歩き ・・・ 山菜採り ・・・

水曜班 大田 五十雄、絢子

 今年も、私たち夫婦は、山菜、草木、多種類の動植物が一斉に活動を始める。春の雪解けを待って、春の揖斐川上流部と長良川上流部の山菜採りの足跡を辿ってみる。揖斐川水系の徳山ダムが完成し、途中の道路も立派に成ったが、その代償として、旧徳山村は水の下になってしまった。
(1)揖斐川中部より、道路303号の横山ダム湖の橋を渡り、坂内川に沿って坂内、広瀬の部落を越すと左手に広瀬浅瀬川がある。この谷は、葉ワサビ、コゴミ、ワラビ、ゼンマイ、ウド、水菜、根曲り竹等、種類が豊富である。枝谷によって自生している場所、種類は、時期のズレがあるので先入者より知識を得てから入山すると良いでしょう。[時期5月1日頃~]
(2)横山ダム湖を直進し、道路417号を、水の下になった旧徳山部落の湖水橋を左折して、3ヶ所の隋道を抜け、旧部落跡をすぎると、三叉路に出る。左折(直進)して高倉峠に向かう。車窓より眺める川の流れと、山の風景はとても壮快で、途中、時々距離をおいた所から、カモシカがこちらの様子を窺っている。峠の上部に広場(駐車可)があり、近くの沢、及び林道沿いには、山ウド、水菜、フキ、ゼンマイ、ギボシ、根曲り竹等が群生し入山者も多く、昼食時には入山者同士が、山菜及び葉ワサビ等の作り方、食べ方等披露し合い、楽しい交流の場となっています。[時期6月1日頃~]
(3)長良川水系。東海北陸自動車道白鳥インターチェンジより、道路156号に出て、蛭が野の高原方面に向かい北濃小学校を過ぎた左側に喫茶店「珍竹林」がある。その手前の坂道を登ると、旧高平スキー場の開けた場所に出る。このスキー場には、ワラビ、ゼンマイ、タラノ目、杉林の中にコシアブラが自生している。スキー場は広いので、自生場所は、先入者に聞いておくと良いでしょう。この山は、早朝より入山者が多く、駐車場に困ることがあるので注意して下さい.[時期5月5日頃~雨後がよい]
●山菜採りで守りたい「5つのマナー」
1.火の後始末を確実にする(山火事防止)
2.熊除け鈴を付ける(特に、揖斐川上流は注意)
3.長靴を履く(マムシを踏み、足のスネ部の噛まれ防止)
4.一人で山に深入りしない(道に迷い、下山出来なくなる)
5.止め山には、入山しない
・・・・・・ マナーを守って楽しい山菜採りを心がけています ・・・・・・


バーベキュウ広場の桜
撮影:2009. 4. 2

幹の根元の菰(コモ)は「木曽川堤サクラ樹勢回復」のための講座(2008.10.16)に参加した会員が実習で巻きました。

「グラウンドワークフォーラム2008in一宮」を開催
~生物多様性ってなに?~

会計 山本 千夏(グランドワーク東海 理事)

 創立十周年事業の一環として、2009年1月25日、住民・企業・行政のパートナーシップによる地域環境の再生と創造をめざす「グラウンドワーク東海」とともにフォーラムを開催しました。テーマは「身近な自然環境から生物多様性を考えよう」です。
 一宮平成ホタルの会は、第一部フィールドワーク(野外研修)を担当し、市民の森、ホタル飼育活動の紹介、野鳥園内の竹林整備、竹細工、水辺の観察、竹の器を使った料理の指導をおこないました。年末年始を間にはさんでの短い準備はとても大変でしたが、一宮市内外から集まった参加者から、大野極楽寺公園の自然の豊かさや、ホタルをとおして身近な環境保全に取り組む会員の姿、心のこもった温かいぶた汁と焼きおにぎりに、「ありがとう」と「楽しかった」の声がたくさん寄せられました。

参加者: 第一部フィールドワーク218名、第二部講演会230名

まもなく創立十周年!
一宮平成ホタルの会 創立十周年記念事業(概要)
日 時 2010年1月23日(土)11:00~(開場10:30.~)
場 所 一宮スポーツ文化センター
11:00~ 第一部 記念講演  大場 信義氏(大場蛍研究所長)
12:30~ 第二部 記念式典・パーティー

一宮平成ホタルの会 創立十周年記念事業(概要) 日 時 2010年1月23日(土)11:00~(開場10:30.~) 場 所 一宮スポーツ文化センター 11:00~ 第一部 記念講演  大場 信義氏(大場蛍研究所長) 12:30~ 第二部 記念式典・パーティー

平成21年度後期(10月~3月)の主な活動のお知らせ

09いちのみや秋のみどりとくらし展

  ※日  時   平成21年10月31日(土)・11月1日(日)
  ※場  所   大野極楽寺公園 多目的広場
  ※一宮平成ホタルの会で竹細工の出展をします。

研修会

  一宮平成ホタルの会の「 ホタル君たちのふる里」を訪ねます
  ※日  時 平成21年11月15日(日) 午前9時00分集合
  ※集合場所 一宮市役所 一宮庁舎西玄関前
  ※場  所 川魚料理とホタルの"まる八"
  ※内  容 足助のホタルの現地視察
  ※参 加 費 2,000円

身近な環境改善活動に参加しましょう

 今年も身近な環境改善活動の一環として、下記のとおり、川の清掃活動等に参加します。ご協力をお願いします。
◆ 『川と海のクリーン大作戦』・・・主催 一宮市   ※日  時   平成21年10月18日(日)午前8時から1時間程度小雨決行、雨天中止
  ※集合場所   ツインアーチ138西側(渡橋下流側)駐車場
◆ 『大江川クリーン作戦』・・・主催 グラウンドワーク一宮実行委員会
  ※日  時   平成21年11月14日(土)午前9時30分から11時00分、雨天時15日(日)に順延 決定は午前7時
  ※集合時間   午前9時00分
  ※集合場所   天道公園(羽衣1丁目、和光交差点南西角)
  ※駐 車 場   競技場北側の競輪場駐車場のぼり旗のある駐車場をご利用ください。
  ※持 ち 物   掃除道具、軍手、長靴など(ゴミ袋以外は用意されません。)

新年会

  ※日  時   平成20年1月9日(土)午後6時から
  ※場  所   扇矢(市役所本庁舎東)
  ※参 加 費   未定

ホタルの放流数の記録

平成12(2000)年春 400匹を入手、330匹が羽化し、二世代目の幼虫約6,000匹を確保
平成13(2001)年春 約6,000匹
平成14(2002)年春 約34,600匹 蚊帳の中が成虫でいっぱいでした。
平成15(2003)年春 約37,500匹
平成16(2004)年春 約20,000匹 幼虫は発育不良で成虫が激減した。
平成17(2005)年春 約10,000匹
平成18(2006)年春 約16,800匹 やっと回復するのかと期待でいっぱい。
平成19(2007)年春 約20,000匹
平成20(2008)年春 約21,000匹
平成21(2009)年春 約34,000匹

編集後記

観賞/鑑賞、飼育/養殖など ・・・ 用字法に苦労しています。
<その1> 「ホタル」は、観賞するもの
 今年の「ホタル鑑賞会が盛況」と、6月9日の中日新聞で紹介してもらいました。(新聞の一部分コピー参照)しかし、「観賞」ではなく「鑑賞」なので、即刻"中日新聞読者センター"へ「鑑賞は間違いではないか」と電子メールで質問しました。翌日、返信があり、「取材した記者の不用意な用字法に、見出しを担当する部署まで引っ張られた」と報告がありました。
<その2> 「カワニナ」は、飼育するもの
 引き続いて、6月11日中日新聞朝刊の県内版で「ホタル...惜別の光」の記事があり、「カワニナを"養殖"・・・」と疑問に感じる用字法を見つけました。即刻、"中日新聞読者センター"へ「飼育」とするのが良いと思うのですが、如何でしょうかと質問しました。今度は、何も回答も報告もありませんでした。(クレーマーだと思われたのかな?)
<その3> 「蛍/ほたる/ホタル」どれを使う
 この会報でも混在しています。特に執筆者からご指示がなければ、読みやすさを優先し「ホタル」を使います。中日新聞も、同じのようです。ただし、虫の名前として使うときは「ヘイケボタル」のように「ボタル」も使っています。
 天下の公器であり、文章の手本であるべき新聞ですら、悪戦苦闘しているのでしょう。
 私達、広報委員は、会報を作るときイロイロ多方面の議論しますが、用字法についても、大きなテーマの一つです。皆さんからいただいた大切な原稿に手を加えることがありますが、その趣旨から外れないように用字法や言い回しに最大限の配慮しています。
 言い訳になりますが、私達は、素人集団です。間違いや不具合がありますが大目に見て下さい。

会報編集委員
  • 佐藤 靖郎
  • 山本 千夏
  • 松原 幸男
  • 加藤 重明
  • 伊藤 勝英
  • 山田 芳久
  • 伊藤 真志
  • 内藤 達也
一宮平成ホタルの会
会長 日置 須務

事務局 一宮市役所公園緑地課
TEL (0586)-73-9111

発行人 一宮平成ホタルの会
発行日 平成20年10月1日