一宮平成ホタルの会

平成13年 会報第3号

ホタル観賞の夕べ

「ワッ、きれい!」、「感激!」このような声が飛びかいました。
今年行われた「ホタル観賞の夕べ」では、6月23日(土)に小雨降る中1,300名余り、七夕である7月7日(土)に2,000名余りもの多くの皆さんに、淡く美しい光を楽しんでいただきました。
市制80周年記念事業の一つとして協力いただいた事務局の方々、そして「一宮平成ホタルの会」の皆さんの、1年半にわたる一日の休みもない飼育の努力と苦労が報われる2日間となりました。
皆さん、お疲れ様でした。
私自身は、学校支援ゲスト・ティーチャーとして環境問題についての事業を行った北方小学校の児童達から「見に来たよ。」と、声をかけられ、うれしい思いもしました。
反省点は、折角、来園して下さったのに、混雑の為、観賞できずに帰られた方も多くいたことです。
誠に申し訳なかったと思います。
来年には、ホタルの数も今年の数倍となり「ホタル川」を中心に公園の中を自然に飛び回る姿を、多くの方に長い時間ゆっくりと見て頂ける様、前橋先生のご指導のもと、会員全員力を合わせて頑張っていきたいと思っています。

副会長 船橋 信子

会員活動報告

会員となり毎週火曜日はホタルの観察と世話に妻とでかけます。顔なじみの皆さんと一週間振りの挨拶を交わしながらお互いの健康に感謝し、ホタルがとりなしてくれたご縁を大事にしております。
さて、今年の夏、あの酷夏の中でのホタル鑑賞会は大勢の方の観賞で大成功でした。夜半に至るまで皆さんと一緒に頑張り大変でしたが、ある年寄りの婆さんが「もう死ぬまでにホタルは見られんと思うていたが、今夜は有り難う。」の一言や、「ご苦労さんです。」等々の言葉に、これまでの苦労が癒されました。
火曜日班の会員はホタル会員全員の中で平均年齢が一番高いチームです。私も古希を迎え、人と人の結びつきが難しいこの時代にホタル会員が一体となり、ひとつの事を成し遂げたと思うと、ますますお互いの健康を願わずにいられません。来夏には、ホタルが幾万匹となり野鳥公園の中を飛び交う日を楽しみに活動を続けます。

月の夜は 池に影うつる ホタルかな
夏の夜 ホタルも舞うや 夢のせて

火曜班班長 吉村 克己

済んだ穏やかな秋を迎え、太陽・月・星・草木・鳥のさえずり・虫の鳴き声が一日の営みを癒し、楽しませてくれます。溢れんばかりの美しい自然の中で暮らせる幸せに感謝の毎日です。
そんな中、顧問の前橋先生、日置会長、会員の皆様についていろいろ教わり、ホタルの世話をさせて頂くことが出来ました。
今年の夏6月23日、7月7日の鑑賞会は見事大盛況に終えることができ、本当に嬉しかったです。皆さんと共にホタルを愛し、育んできた結果ではないかと・・・。
私は一宮の街が大好きです。素晴らしい皆さんやホタルを通して、美しい街づくりができればと思います。生命の輝きが、街の輝きにそして人生の輝きにつながるのではないでしょうか。これからも目標の開花を目指し、友情の花を咲かせていきたいと思います。

日曜班班長 宮崎 末子

ホタルあれこれ

◆ただいま13,000匹!(9/23現在)
美しいホタルの光に狂喜乱舞した夏の日々も束の間、今年もカップを片手に水槽を囲み、スポイトの先をジッと見つめる季節がやってまいりました。
昨年、選別作業を始めた頃は、糸くずと見紛うほどの幼虫たちが見つけられず、タニシの殻をかき分けながら息を凝らして水槽を見つめたものですが、今年はなんと9月例会から「取っても、取っても、まだいるけど・・・」と、うれしい悲鳴の選別作業となりました。
例会終了後、「幼虫の選別作業が進めば、まだまだ数は増えますよ。3万匹はいくでしょう。」と、太鼓判を押して下さる前橋先生に「いやぁ〜、5万匹はいける!」とニッコリ微笑む日置会長でした。

◆タニシ採取にご協力を!

ホタルは一生におよそ50匹のタニシを食べて成虫になります。

5万匹(ホタル)×50匹(タニシ)=250万匹のタニシ

現時点で、この夏放流した幼虫数(約6,000匹)の2倍です。今後、多数のタニシが必要になります。タニシ採取により一層のご協力をお願い致します。
<タニシメモ>在来のタニシは、流れのある水路の壁面に生息し、ジャンボタニシは流れのない所、川床に生息する傾向があるとの経験談を、タニシ採取にご尽力くださる会員の方より寄せていただきました。採取場所の参考にされてはいかがでしょうか。

◆ホタル川整備の進捗状況
会員の方々による竹林の伐採作業を終えたホタル川予定地は、事務局の方々による「川底となる部分の掘削、遮水シート敷設等の工事」(来春完了予定)がすすめられています。
工事完了後は、いよいよ来夏の幼虫放流を目指して、より良い上陸場所、産卵場所を確保するため、川底への玉石の敷き詰め作業や、川底の草の植え込み作業等が始まります。自然に草が生える小川を目標に、ホタル川の生育環境整備作業をすすめていきます。
寒い季節からの作業スタートになりますが、ご協力の程宜しくお願い致します。

平成13年 会報第3号

参加者募集のお知らせ

本年も、身近な自然環境改善活動の一環として、下記とおり河川の清掃活動に参加致します。奮ってご参加お待ちしております。

  • 「大江川クリーン作戦」・・・主催 グランドワーク一宮実行委員会
    日時 平成13年11月10日(土) 午前9時〜午前10時30分
    集合時間 大乗公園 午前8時30分集合
    持ち物 清掃道具・軍手・長靴
    申し込み 11月1日(木)までに、各曜日班長又は事務局へお申し込みください。
  • 「川と海のクリーン作戦」・・・主催 国土交通省
    日時 平成13年11月25日(日) 午前8時〜午前9時
    集合時間 ツインアーチ138 西側駐車場
    申し込み 11月1日(木)までに、各曜日班長又は事務局へお申し込みください。

お便りが届きました

  • 浅井中小学校より(6/29総合学習で、ホタル小屋へ来訪)
  • ホタルってこんな生き方してるんだなと思いました。(5年女子)
  • ヘイケボタルは、予想していたより小さいのにおどろきました。(5年男子)
  • 生まれたばかりの幼虫が見られて良かったです。(5年女子)
  • ホタルのことがちょっと分かりました。これからもっと調べてまた来たいです。(5年女子)
  • 「ホタル観賞の夕べ」参加者の方より
  • 一時間半ほど待たされましたが、ホタルの飛び交う様を見ることが出来ありがとうございました。今後ともどんどん活動が拡大され、もっと楽に見られるように増えて行く事を願っています。(江南市 男性)
  • 来年はより多くのホタルが見られる事を期待しています。もう少し"見せ方"の検討を・・・。
    ご苦労も多いかと思いますが、頑張って下さい。(一宮市 女性)

編集後記

当会では、会員の皆様が得られた情報や調べられたことを基にした発案が、前橋先生のアドバイスのもと飼育活動の随所に生かされています。今後とも会員の皆様には、様々な分野の情報・ご発案をお寄せ頂きますようお願い申し上げます。
ご意見、ご感想など、会員の皆様のご寄稿をお待ちしております。

発行人 一宮平成ホタルの会
発行日 平成13年10月吉日

平成13年度前期活動

3月総会平成13年度総会
臨時総会幼虫の放流、竹炭用の竹の製材、春の懇親会(桜の里公園にて)
4月総会幼虫の放流、竹炭用の竹の製材、
5月総会幼虫の放流、産卵セットの補修、ジャンボタニシの除去
6月総会草刈、ジャンボタニシの除去
7月総会飼育セットの増設、タニシの分別、草刈
8月総会飼育水槽の水替え、草刈、夏の懇親会
9月総会幼虫の選別、上陸水槽の水苔除去、飼育水槽の水替え

その他の活動

5月3〜6日リバーサイドフェスティバルにて竹炭の販売(総参加者 57名)
5月26日愛知県植樹祭にボランティアとして参加(参加者 43名)
6月17日一宮・尾西輝良ッ都フェスティバルに参加 パネル展示等
6月22日浅井中小学校5年生 ホタル小屋見学
6月23日「第1回ホタル観賞の夕べ」開催(参加者30名)
7月7日「第2回ホタル観賞の夕べ」開催(参加者33名)

施設会開催のお知らせ

◆「蜻蛉の会」視察会
本年度の研修活動として市の生涯学習バスを利用してグラウンドワーク東海で共に活動している大府市の「蜻蛉の会」を訪ねます。
「蜻蛉の会」は平成4年より大府市中のため池付近を拠点に、手作りの小屋で焼いた竹炭等を、使って池と川の水質浄化活動をされています。又、昨年は「蜻蛉の会」から貴重なホタルの成虫をゆずっていただき、本年は幼虫をお贈りするといった縁のある会でもあります。
視察後は内海海岸にて、懇親食事会を行います。

日時平成13年12月9日(日)午前9時30分出発 午後5時解散予定
コース市役所→蜻蛉の会視察→内海かじや荘(懇親会)→魚ひろば他→市役所
参加費大人3,000円 小人1,000円(食費実費のみ)
定員70名(先着順定員になり次第締め切り)
申込み方法申込書にご記入の上、参加費を添えて各曜日班長又は、事務局へ、お申し込み下さい。