光に魅せられて
よもぎ野 景井 厚
よもぎ野も今年で早いもので3年目を向かえることになり、より多くの方に観ていただき嬉しく思います。そしてより多くホタルが光輝いてくれたことに感謝しています。
6月1日より6月17日までの2週間ホタル観賞会を催しました。よもぎ野(写真左下)のトンボ池あたりで10~15匹程度の光、そして奥の木橋(写真右下)まで進むと皆立ち止まり、口々に「これはすごい」「わーきれい」「すごい・すごい」などといろんな言葉を発して帰えられました。ホタル池では随時1000匹から1500匹のホタルが天の川のように光輝いていたからです。この光がひとりひとりに感動の言葉を生み出させたのでしょう。そして何人の人がこの言葉の意味を意識されたでしょうか・・・・この美しさ、きれいさは見るだけでは失われていきます。この美しさ、きれいさを守り、広め、そして自然の大切さを感じ取っていただければ幸いです。ホタルのような小さな生き物たちは敏感で、思いやりや優しさがあれば自然は回復し、また小動物の数も増え、その反対であれば絶滅し、本物の感動は二度と味わう事は出来ないでしょう。何をすれば環境を守れるのかの原点に戻れるいい機会でもあり、本来のよもぎ野の意義でもあります。
もう一つの光は幼虫の光です。この光は宝石のように幻想的で、言葉では表現できないほどの美しさです。これが私だけの楽しみでもあります。上陸セットから産卵箱へ成虫を毎夜移し、そして卵から幼虫へと生命の第一歩が始まるのです。日時が経てば経つほど美しさが増し、元気かと「とんとん」と発泡スチロールの端を小さくたたくと、一斉にポッ・ポッと丸く滑らかな光が小宇宙のように光輝きます。そして「元気にしているよ」と答えているかのようでもあります。この光を観られることが私のエネルギーの源かもしれません。・・・・
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よもぎ野全景 ホタル池
(手前トンボ池、奥ホタル池) (手前が木橋)
会報第9号(平成19年10月発行)より
2008年04月22日