池・小川の再生計画案あれこれ
土曜奇数班 加藤 重明
トンボが飛び交い、オタマジャクシで池面が黒くなる池に戻すために!
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1.現状の池に思うこと
(1)アメリカザリガニが移入し、これまで駆除に努めてきたが、駆除するに至らず、元来
生息していたトンボやカエルなどの水生生物が激減したとともに、オオカナダモ、マ
ツモ、アサザ、アオミドロなどの水生植物も壊滅するなど、生態系が大きく変わってし
まった。その原因について、経年の土砂堆積による底質の変化(嫌気発酵と無酸素
状態)、また水源となっていた井戸の位置変更による水質の変化なども考えられる
が、アメリカザリガニに因るところが大と推測される。
(2)アメリカザリガニの駆除に多大なる労力を費やして、会本来の目的達成のための活
動に支障をきたしている。また費用的(おとり餌のスルメ)にも負担感が増してきた。
(3)アメリカザリガニが移入される前までは順調に飼育数(ホタル)を増やしてきたが、移
入後は減少に転じ本年度はかなり厳しい状況にある。
2.当面の対策に思うこと
(1)アメリカザリガニを駆除するために給水を止め日干しにする。
(2)期間はヒキガエルが産卵する2月初旬までとする。
(3)土中で潜伏しているザリガニの駆除と堆積土砂(ヘドロ)を除去するために、第一の
池は堆積土砂を約20cmすきとる。第一の池は葦の根が充満しているので人力作
業は困難を極めるために小型重機での作業が必要となる。この作業は公園管理者
へ依頼する。第二、三の池及び小川は堆積土砂を約10cmすきとる。第二、三の池
及び小川は狭隘なため機械で作業ができないので人力作業とする。優先順位とし
ては第三の池、第二の池、小川の順とする。作業は奇数土曜日の午前9時からとし
参加できる者が行う。曜日毎の作業はホタルの世話を優先とし余力がある班が自
主的に行うものとし強制するものではない。
(4)タニシ、カワニナなど外部環境から園内に持ち込むものは、直接池・小川に放つので
はなく、池・小川と隔離した生簀で一定期間生かして、目的外の生物は駆除する。
(5)例年、冬の休眠前の選別数に比べて春の放流数が約5、6割となる。今年の飼育数
はかなり厳しい状況にあるので、丁寧に飼育して歩留まりを高める必要がある。
(6)来年放流できる数に限りがあるため、予め放流する場所を決め、その場所を集中的
に環境整備する必要がある。
(7)いつでもだれでも近くでホタルを観察できるように、今年度以降工事が計画されてい
る野鳥園南側のせせらぎの一部にホタルも生息できる環境を整えるように公園管
理者との協議を要する。
会報第9号(平成19年10月発行)より
2008年03月27日