夏のホタル研修会報告-三州ホタルを守る会を訪ねて-
浅野公園班 山本 千夏
7月8日、9日、今年も気心の知れたホタルの会の方々と三洲ホタルを守る会の深見さん(前橋先生が“足助の博士”と称される)が営まれる【料理民宿まる八】(豊田市下平)へでかけました。
平成11年12月のホタルの会発足に向けた見学会以来、初めてのベストシーズンの研修会に、前橋先生、日置会長、船橋副会長をはじめ10名ほどが参加されました。
午後3時到着、その後すぐに、深見さんの案内で昨夏ホタルを観察した池、今回観察する棚田を視察しました。そして夕食後は夜の観察にでかけました。観察場所へむかう途中、民家に近い川沿いや生活道脇の棚田の石垣、民家の裏から竹林へ続く土手でホタルの姿がみられ、観察場所の棚田には、手の届く高さをゆるやかな間隔を保って飛び交うヘイケホタルの群れが観察できました。
とても印象深かったのは、棚田を飛ぶホタルの光でした。これまで何回もホタル小屋の大型上陸セットでみてきたはずの眩いばかりの光が、淡く優しい光のように感じられました。
下平では、人が少しだけ自然と折り合った人里の水と土と緑の環境の中でホタルがしっかりと生きていました。私たちの街にホタルを戻すためには、何よりもまずホタルも棲める環境づくりをしようと思う観察会でした。
そして、もうひとつの研修会の醍醐味は、深見さんが北海道で仕留めたエゾシカのほう葉焼、近くの山の山菜、鮎の塩焼きや岩魚の骨酒等自 然の恵みを味わいながら交わされるホタル談議です。
前橋先生や日置会長を囲んで日々の飼育作業のことから、これからの会の活動のことまで、時間を忘れてみんなで語り合うとても愉しいひとときでした。
次回もぜひ参加したいと思います。まだ参加されていない方、ぜひどうぞ、おすすめです。
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棚田 岩魚の骨酒 迷子のウリ坊
会報第8号(平成18年10月発行)より
2007年03月01日