”自然の中で舞うホタルをめざして”
奇数土曜班 丹羽 三五
かつて信長が城を築いた小牧山の西を巾下川が流れる。その西を流れるのが境川。50年程前、小学校へ通うのにこの二つの川を越えた。
小学校四年生のとき、野外授業で、すぐ近くの境川へ先生に伴られて来た。川遊びをしたり、歌をうたったりした。確か”若いおまわりさん”を歌ったのではないか。
私は、今年の3月で定年を迎え、散歩を日課にするようになった。散歩の途中、思い出の境川のその場所へ下り立ち、川の中をのぞいた。なんと、そこにはシジミがいるではないか。
4年前、ホタルの会から里子として我が家に来た30匹の幼虫は、ホタルの会で学んだように育てたら、今年で約300匹になった。
近所の人や知り合い、子供会に呼びかけ、「観賞会」を開くと共に、境川へ幼虫を放流することにした。
境川には大きな鯉が沢山いるので、鯉が入って来にくい、幼虫が上陸しやすい、浅瀬の流れが緩やかなところを選んで、6月の初めにタニシと共に、50匹程放流した。
6月中頃に開いた「観賞会」には、約80名の人に来てもらった。アミカゴ(1m×1m×1.8m)の中で舞うホタルを喰い入るように見つめている人、初めて見た子、久しぶりに見たという人、喜んでいただいた。
境川には時々出掛け、ホタルが飛んでいないかと確認しているが、残念ながら7月31日現在未確認である。
今後は、「観賞会」に来ていただいた人に、ホタルを育てる仲間になってもらって、数を増やし、ホタルが昔のように自然の中で舞う姿を夢見て、引き続きガンバッテ行きたいと思っている。
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旧国道155号線から境川上流を望む
会報第8号(平成18年10月発行)より
2007年03月01日