青木川ホタル3世の舞に感動

                     青木川ホタル育て隊 飼育担当 佐藤 靖郎 
 青木川ホタルも3世となり、今年は一段と楽しませてくれました。
 4月初めから順次、庭の池と川、放流水路、飼育小屋に放流した約3,000匹の幼虫が、成虫となり、見事に光り舞ってくれました。
 今年は、春先から梅雨にかけて不順な天候で、成育が心配でしたが、その不安も消し飛び、昨年にも増してたくさんのホタルの舞を楽しむことができました。

 今年の3世の飼育では、幼虫の成長に水温の管理が大変重要であることを学びました。      
青木川ホタルは、井戸水を汲み上げて育てています。汲み出し水温は夏冷たくて、冬は温かく、年間で通し16~17℃です。我らの大師匠、前橋先生によれば、幼虫の活動が元気になるのは15℃を越えてから、上陸は20℃以上になってから、冬眠は10℃以下で、冬眠しない幼虫は上陸せず成虫にならない、等々でした。
 ホタルは、自然の生き物であり、夏は暑く、冬は寒くなければいけません。そのため水温調整をする貯水タンクを設け、井戸水の水量を調整して試行錯誤を繰り返しました。

 天候不順が原因と思われますが、今年は例年に比べ約1週間遅れで、ホタルの飛翔も6月15日頃には最盛期となりました。
 観賞会には保育園、幼稚園の園児はじめ、近隣の方々が予想以上に大勢見に来てくれました。また、今年も地元の老人介護施設2ヶ所に持ち込みました。そして「ホタル見物に遠くまで行っていたけれど、地元でこんなに身近に見られるなんてすばらしい。」と、ほめていただきました。隊員からは「頑張り甲斐があった。やりがいもあった。来年が楽しみだ。」と喜びや感激の声を聞いています。

 青木川ホタルも4世の幼虫となり、元気に成長し、動き回っています。来年は、もっとたくさんのホタルを庭の池と川・田圃の水路・飼育小屋の中で乱舞させたいと願っています。そして、初心の「ホタルの光りが、青木川の上流や下流にまで広がること」を夢見て・・・。

<観賞期間 6/10(土)~25(日)>
 ・観賞に来ていただいた皆さん   延べ1,000名以上(多すぎて数えきれなかった)
 ・観賞の案内をしていただいた隊員 延べ150名以上
 青木川(園児放流).jpg  青木川(鑑賞会).jpg
 保育園児による幼虫の放流 2006.4.20    鑑賞会を楽しむ親子 2006.6.12
会報第8号(平成18年10月発行)より

2007年02月28日

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