ありがとう御座いました
よもぎ野 景井 厚
この場をお借りしまして私共の会の名の変更をお知らせします。以前の会より少人数での活動及び地域密着を念頭に活動したいと思い、この地域の地名にちなんで蓬来(よもぎ)に「野」加えて「よもぎ野」で新たに出発してまいります。
私たちの会も今年で2年目を迎えて、いろいろな経験をさせていただきました。中でも幼虫の選別及び数の確認、1匹でも無駄には出来ない気持ちが強く現れて、1ケースで3時間も費やすこともしばしばあり、1匹の命の重み、1匹の光の美しさを心に刻んで作業に取り掛かって参りました。その甲斐あって2年目は1700匹近くが飛びかいました。
そして会の目的でもあった地域のお年寄りや学区の子供たちをはじめ、地域の方々を招いてのホタル鑑賞を2週間余り行いました。その中でのお年寄りの「30年ぶり60年ぶりに見せていただいた。とてもきれいだった。本当にありがとう御座いました。」の言葉がとても印象的でした。あるご婦人は「今日で5回目なのよ・・・」また、ある子供は○○小学校何年何組○○です。質問があります。ホタルはどうして光るのですか・・・・ホタルの寿命は・・・オス・メスの区別は・・・などなど目を輝かせて矢継ぎ早に質問が飛び、こちらがたじたじになる場面になりました。そして最後に帽子を取って「ありがとう御座いました。」と大きな声であいさつをし、帰っていきました。1年間の苦労が一瞬にして吹っ飛んだような気持ちになりました。大勢の方に観にきていただき感動と懐かしさを提供できただけでもホタルの会に入ってよかったと思います。そして一人一人が自然への思いやりの大切さを学んでいただいたように感じてなりません。
最後に「ありがとう御座いました。」の言葉に感謝し来年へ向けチャレンジを開始していきたいと思います。
会報第8号(平成18年10月発行)より
2007年02月28日