*** 里親だより ***
一宮平成ホタルの会 会長 日置 須務
報告:2005. 9.15
小生、本格的に里親を始めたのが、今年の鑑賞会が終わった後でした。
6月23日
ホタル小屋よりミズゴケに産卵した卵を自宅に持ち帰り、それから里親が始まりました。
翌日には早くも孵化を確認しました。
それ以後、毎日、餌としてタニシを2~3ケ割って与える作業が始まりました。
7月 9日
完全孵化済と確認しミズゴケを取り去ました。
7月16日
水温30℃近くまで上がったので、凍ったペットボトルを入れました。
8月13日
1cm以上を目安に最初の選別を行いました。
8月25日
2回目の選別を行いました。
餌のタニシは、割ったのと、そのままのもの2~3ケずつ与えてました。
9月に入った後、タニシを割らず、出来るだけ小さめのものを、与えるようにした。
里親を始めてまだ2ヶ月余り、毎日の作業が如何に大切か、また大事か身を持って感じました。
この様な作業を、ホタル小屋では会員の皆さんが、毎日一生懸命世話をして頂いています。
いくらボランティアとはいえ、大変な事です。有難うございます。
小生も、一年を通しホタル小屋へ通う中で、四季おりおりの情景に逢うのが楽しみ。
春は、ホタル小屋へ行く途中、鴬が迎えてくれます。
ホタル小屋へたどり着く迄後追いしてくれます。先ずはそこで一句、
" 声すれど 姿を見せぬ 春鶯囀*(しゅんのうでん)"
夏(ホタルの季節)になれば鑑賞会またまた一句、
" 鑑賞会 飛び交うホタル 蛍池 "
秋、来年は今年よりもっと多くホタルが、飛び交う様に期待してホタルの飼育が始まります。
晩夏から初秋にかけてはこの一句
" 寒蝉の 声耳にせり 薄暮かな "
冬、何と言っても、野鳥園のあのすばらしい雪景色です。
" 竹薮や あたり一面 銀世界 "
この様に一年を通し、あの夢のあるホタルを媒介として、地域の皆さんに喜んで頂くことこそが、
会員の皆さんの心が癒される訳です。
簡単に里親と言いますが、そもそも色々な条件が整わなければ、出来ない事です。
一人でも多くの会員の方が、里親になっていただくことを希望しています。
どんなに小さなものでも生きものには変わりはありません。一匹を大切に!!
*【春鶯囀】しゅんのうでん 《出展:大辞林》
舞楽の一。左方唐楽。壱越(いちこつ)調。遊声(ゆせい)・序・颯踏(さつとう)
・入破(じゆは)・鳥声(てつしよう)・急声(きつしよう)の六章で一具とされる、
四箇大曲(しかのたいきよく)の中でも随一の大曲。襲(かさね)装束、
両肩袒(もろかたぬぎ)。四人または六人の平舞(ひらまい)。梅花春鶯囀。
天長宝寿楽。和風長寿楽。しゅんおうでん。
2006年01月16日