里親だより

「ライフワーク」

                                 木曜班 長谷川 忠治
 ホタルを自宅で飼育するようになって5年目となります。当「一宮平成ホタルの会」にホタルの里親制度があり、数名の方がヘイケボタルの飼育をしています。

 昨年から今秋までの里親飼育の現状を報告いたします。
 昨夏は約5,750匹の幼虫が孵化し、秋にホタル小屋へ3,750匹を戻し、里親として2,000匹の幼虫を3月まで飼育をしました。3月には1,000匹を戻して残りの1,000匹を引き続き、上陸~羽化~産卵~孵化と順調に飼育することができました。
 この間、約200匹の成虫を5月~6月の「ホタル138~地上100mでホタルをみる夕べ」に提供し、たくさんの方々に楽しんでいただきました。

 また、新しい試みとして「木曜班」のメンバーと近所の子供さんに、10匹(雄、雌各同数)ほどの成虫を水苔と玉竜(草)を虫かごに入れて、光らなくなるまで、霧吹きと観察をしてもらいました。なお、ホタルの飼い方の注意書きを虫かごに取り付けておきました。
 戻ってきた虫かごは、霧吹きのしっかりやられているものや、少し渇き気味のものもありましたが、各虫かご毎に産卵セットをつくり産卵の状況を調べたところ、卵の数(卵の光)には差があったが、いずれも卵が確認できました。そのことを約10日間飼育してくださった子供さんに話すと、たいへん感激をしてくれました。
 会として許されるならば、来年は幼虫の誕生まで子供さんに飼育してもらいたいと思っています。(子供班会員も希望があれば試行してはいかがでしょうか。)

 今年は気候不順であったが、孵化数も例年に比べ多く次の表の通りです。
里親2.jpg

 里親によるホタルの飼育は、9月から11月の間が餌のタニシ採りや水替えの作業等一番忙しい時期であるが、老年の域に入った私のライフワークの中でも大きなウェイトを占めており、楽しみながら続けていきたいと思っています。
会報第8号(平成18年10月発行)より

2007年03月01日 | コメントの記入はこちらから

「里親としての責任と楽しみ」

                                      船橋 正暁・信子
 一宮平成ホタルの会の里親として、2年が過ぎました。
 最初200匹の幼虫を預り育て、2年目に500匹余りの幼虫を里帰りさせ、責任を果たすことで、まず一安心出来ました。
 我家に残った幼虫も無事に育ち、3年目の今年は、一段と美しい光の乱舞を楽しむことが出来ました。

 6月17日(土)午後7時30分から、北方公民館にて、北方町連区学校外活動推進委員として、畳一枚程度の蚊帳の中に、約300匹を放ち、地域の子供を中心に、100名余りの皆さんにホタル観賞してもらい、環境の大切さを訴えることが出来ました。
 また、主人の関係で、ボランティアとして介護付老人ホーム2ヶ所に出張しました。要介護の高齢者が「ほー、ほー、ホタルこい。」と歌い始められたとのことを聞き、大変うれしく思いました。

 今年の夏は、特に暑く苦労しましたが、今後とも、ホタルを通して、自然環境の大切さを、地域に、ボランティア活動にと、啓蒙していきたいと考えています。
会報第8号(平成18年10月発行)より

2007年03月01日 | コメントの記入はこちらから

河端子供会の「ホタルの鑑賞会」について

木曜班 長谷川 忠治 報告

一宮市浅井町河端子供会の要請により、「ホタルの鑑賞会」を下記により開催しました。
 開催日  平成18年6月17日(土)・18日(日)
 時 間  午後7時30分~午後9時
 場 所  浅井町河端公民館
 観覧数  約180名
 ホタル  ・里親として飼育しているヘイケボタル(100匹)
       ・河端町内の有志が捕獲したゲンジボタル(10匹)
 方 法  ☆暗幕のある公民館の大広間へ、キャンプ用のテントを張り中へ植木を入れ
        てホタルを放った。
       ☆ヘイケボタルの幼虫から、成虫までの成長の写真を展示。
       ☆幼虫(上陸間近の幼虫、孵化したばかりの幼虫)・さなぎの展示。
       ☆「平成15年度一宮平成ホタルの会活動記録」のビデオで当会のPR。
 その他   参加した子供さんから、感想文が寄せられましたので、抜粋を紹介します。

       ★生まれたての赤ちゃん・幼虫・さなぎ・成虫すべてを見せてもらってうれ
        しかったです。
       ★ホタルは成虫になったら、1ヶ月くらい生きると思っていたけれど2週間
        くらいで死んでしまうと聞いて、一生の中で成虫の時間は短いんだなと思
        いました。
       ★ホタルの光は、黄緑色でとてもきれいだった。ホタルがこの一宮市にいつ
        までもいてくれたらな。
       ★ホタルが住む所は水がきれいな所で、もしその住む所を人間が作るとした
        ら、手間がかかって、手入れも大変だ。
       ★はじめてホタルにさわったから、つぶしちゃいそうになったけど、また光
        ってたからすごかったです。
       ★ホタルのたまご・幼虫・さなぎも光るなんて、はじめて知りました。
       ★ホタルが安全に住める川がそんなにないなんて、それだけ川がきたないこ
        とがわかったから、川をきれいにしようと思った。
       ★ホタルが河端に住めるような、きれいな川をつくるためにポイ捨てなどし
        ないようにしようと思います。
       ★ホタルをじっくりみていると、とても心がおちつくような感じがしました。
       ★ホタルの光は、ぼくの先生の話によると、愛知県では、3秒に1回と聞き
        ました。他の県では何秒なのでしょうか。インターネットでしらべたいと
        思います。
       ★本でしらべた結果、ゲンジボタルは、西日本では2秒に1回、東日本では
        4秒に1回光るそうです。
       ★なぜホタルは光るのでしょうか。ぼくはそれがふしぎでしかたがありませ
        ん。それを自分でしらべていきたいと思います。
       ★本でしらべたら、オオシママドボタル、ベニボタル、クシヒゲベニボタル、
        ムネクリイロボタル、クロマドボタル、ヘイケボタル、ゲンジボタル、
        オオバボタルがいるそうです。

2006年09月26日 | コメントの記入はこちらから

*** 里親だより ***

一宮平成ホタルの会 会長 日置 須務
  報告:2005. 9.15

小生、本格的に里親を始めたのが、今年の鑑賞会が終わった後でした。

6月23日
 ホタル小屋よりミズゴケに産卵した卵を自宅に持ち帰り、それから里親が始まりました。
 翌日には早くも孵化を確認しました。
 それ以後、毎日、餌としてタニシを2~3ケ割って与える作業が始まりました。
7月 9日
 完全孵化済と確認しミズゴケを取り去ました。
7月16日
 水温30℃近くまで上がったので、凍ったペットボトルを入れました。
8月13日
 1cm以上を目安に最初の選別を行いました。
8月25日
 2回目の選別を行いました。
 餌のタニシは、割ったのと、そのままのもの2~3ケずつ与えてました。
 9月に入った後、タニシを割らず、出来るだけ小さめのものを、与えるようにした。

里親を始めてまだ2ヶ月余り、毎日の作業が如何に大切か、また大事か身を持って感じました。
この様な作業を、ホタル小屋では会員の皆さんが、毎日一生懸命世話をして頂いています。
いくらボランティアとはいえ、大変な事です。有難うございます。

小生も、一年を通しホタル小屋へ通う中で、四季おりおりの情景に逢うのが楽しみ。

 春は、ホタル小屋へ行く途中、鴬が迎えてくれます。
 ホタル小屋へたどり着く迄後追いしてくれます。先ずはそこで一句、
  " 声すれど 姿を見せぬ 春鶯囀*(しゅんのうでん)"

 夏(ホタルの季節)になれば鑑賞会またまた一句、
  " 鑑賞会 飛び交うホタル 蛍池 "

 秋、来年は今年よりもっと多くホタルが、飛び交う様に期待してホタルの飼育が始まります。
 晩夏から初秋にかけてはこの一句
   " 寒蝉の 声耳にせり 薄暮かな "

 冬、何と言っても、野鳥園のあのすばらしい雪景色です。
   " 竹薮や あたり一面 銀世界 "

この様に一年を通し、あの夢のあるホタルを媒介として、地域の皆さんに喜んで頂くことこそが、
会員の皆さんの心が癒される訳です。
簡単に里親と言いますが、そもそも色々な条件が整わなければ、出来ない事です。
一人でも多くの会員の方が、里親になっていただくことを希望しています。
どんなに小さなものでも生きものには変わりはありません。一匹を大切に!!


*【春鶯囀】しゅんのうでん 《出展:大辞林》
舞楽の一。左方唐楽。壱越(いちこつ)調。遊声(ゆせい)・序・颯踏(さつとう)
・入破(じゆは)・鳥声(てつしよう)・急声(きつしよう)の六章で一具とされる、
四箇大曲(しかのたいきよく)の中でも随一の大曲。襲(かさね)装束、
両肩袒(もろかたぬぎ)。四人または六人の平舞(ひらまい)。梅花春鶯囀。
天長宝寿楽。和風長寿楽。しゅんおうでん。

2006年01月16日 | コメントの記入はこちらから

里親制度

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2006年01月15日 | コメントの記入はこちらから

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